実は万能!とってもユーティリティなガーゼ

赤ちゃんにはガーゼ!とにかくガーゼ、何枚あってもいい!と、産前準備中や先輩ママからも耳にすることが多いのではないでしょうか?

でもそれって、赤ちゃんのどういう特性や場面にとって、具体的にどのように良いとされているのか、ガーゼには何ができるのか、みなさんはご存知でしょうか?

まだまだ知っているようで知らないこともあるかもしれません。

この記事は、プレママのみなさん、お子さんが生まれたばかりのご家族、そして、すでに子育て中のママさんにとっても、ガーゼの”守備範囲”について、改めて知っていただくことのできる内容になっています。

全3回に分けて、ガーゼがなぜ赤ちゃんにとって良いのか、ご紹介していきます。

前回の「寝汗対策」に続いて、今回は「体温調節」についてです。

 

そもそもガーゼって?

「ガーゼ」とは、細い糸で目の粗い平織りにした薄く柔らかい生地のことを言います。撚り(=糸同士を撚り合わせて糸にすること)が甘い糸で織られているため、繊維同士の隙間が増し、柔らかい手触りになります。

薄手で柔かく、吸湿性に優れているので、包帯などの衛生材料、医療用に使われることが多いので、「ガーゼ」と聞くと、病院やケガの時に使うものの印象が強い方も、いらっしゃるのではないでしょうか?

こうした特徴から、肌着、赤ちゃんの服、ハンカチ、タオル地など、肌触りが重要視される衣類、アイテムにも利用されています。

同じタオル地でよく比較されるものとして、「パイル」があります。

「パイル」とは、糸で丸いループ(輪)をつくるように織った生地で、ふわふわの弾力性と吸水力が高いのが特徴です。

ご自宅のタオルの表面をよく目を凝らして見ると、ループ状になっていることが分かるかと思います。

 

涼しいだけじゃない!体温調節を助けてくれるガーゼ

前回は、寝汗をかいてしまった後のケアにガーゼが活躍するというお話をご紹介しました。湿ったままの服やお布団では、あせもの原因のみならず、冷えて風邪を引いてしまうおそれがあります。

そして、寝汗対策をしていれば十分というわけではありません。空調の設定温度を確認したり、換気を行ったり、赤ちゃんにとって適温なのかどうかの配慮は、夏でも冬でも常に必要です。体温に対する注意、ケアが重要となります。

着込みすぎていないか、布団をかけすぎていないか、大人と違って赤ちゃんは意思表示をしたり、自分で1枚脱いで調節、というわけにはいきません。

多重織ガーゼは涼しくてあったかい

2重ガーゼや3重ガーゼなどといった、多重織りのガーゼは、涼しさとあったかさが共存しています。通気性、放湿性があるため、蒸れづらいという側面と、層の間に暖気がとどまって保温してくれる側面とを持っているためです。

これは、体温の変化が激しく、調節にまだ不器用な赤ちゃんには最適な機能と言えます。

ガーゼが赤ちゃんにとって良い2つ目の理由です。

布団と重ねて使えば、内側であたためながら放湿してくれて、ガーゼ1枚で使えば、風通しがありながらも、赤ちゃんの体が冷えすぎないように、保温性も持ち合わせています。室温に合わせて、調節を助けてくれるといった感じです。

 

 

敏感で、バリアが不完全な肌にも優しい

新生児のうちは、肌のバリア機能がまだ不十分で、通常のパイル地のタオルでは、肌を拭く時に傷つけてしまうことがあります。

一方でガーゼは、先述したとおり、繊細な糸を優しく織り上げた集合体ですので、肌当たりがやさしく、ふわふわとした生地で、そもそもパイル(よくあるタオル地)とは構造が異なっています。

これが、ガーゼが赤ちゃんにとって良い3つ目の理由です。

布ものやタオルが赤ちゃんの肌に触れる、体を拭きとる場面って、たくさんありますよね!

 

沐浴布にも

敏感肌の赤ちゃんは、大人のようにボディタオルでごしごし洗うことはできないので、ガーゼなどの優しい素材で優しく拭きとるように洗ってあげます。

また、湯冷めしないように赤ちゃんのお腹の上に置いてあげたりもします。

もちろん、ガーゼは吸水性に優れているため、沐浴後の拭きとりにも使えます。

 

湯上がりのおくるみにも

赤ちゃんはおくるみでほどよく巻いてあげると、心地よくなって安心してすやすや眠りやすくなります。当然、お肌に密着する面積も多いので、ふわふわと肌触りの良いガーゼはおくるみにぴったりです。

いわゆる「おくるみ」を買わなくとも、ガーゼのバスタオルで良いと、産院でも言われたことのある方がいらっしゃるのではないしょうか?

バスタオルを1回折って正方形にすると、ちょうどおくるみのように使えます。

 

ガーゼを選ぶ時の注意点

そんな万能なガーゼですが、デメリットもいくつかありますのでご紹介します。

ガーゼ生地は、目が粗く、詰まっていないため、洗濯によって縮んでしまうことがあります。ゆえに、使う前に必ず水通しすることが推奨されています。

また、乾燥機を使うと、ガーゼ記事は縮みが出てしまうことがあります。特に、海外製のものは、数回の使用、洗濯でもずいぶん縮んでしまったという方もいらっしゃるのではないしょうか。

こうして、その他の洗濯物と違う扱いをしてあげないといけない点が、デメリットと言えるかもしれません。

 

ひとえに「3重ガーゼ」と言ってもけっこう異なる

3重ガーゼとは、その名のとおり、ガーゼ生地が3重、3層に織られているものですが、糸の太さ(=番手)や、生地を織る密度など、製織時のさまざまな要素によって、その仕上がりはメーカー各社かなり異なっています。

上の写真は、左が量販店の3重ガーゼケット、右が363°の3重ガーゼケットです。

目の細かさや、凹凸の密度など、風合いが異なっていることがお分かりいただけるかと思います。

 

ガーゼ専門ブランド363°のガーゼなら

全工程国産の一流のガーゼ生地

産地で100年の歴史ある職人さんと、しっかりつくっています。

糸の太さ、織りの密度、仕上げの加工工程にこだわって、ガーゼのデメリットである、

  • 縮みやすさ
  • 洗濯後の劣化しやすさ

これらを克服した、全工程国産(兵庫県西脇市)の一流のガーゼ生地です。

オールシーズン使いやすい、丈夫で長持ちなものを目指し、 夏は涼しく、冬はあったかい、ガーゼの良さがどの季節にも発揮されやすい、バランスを追及しました。

ガーゼを織る職人さん夫婦の、ものづくりの人としての技術と、子育てパパママとしての知見の、両方が活かされてつくられているのが、363°のガーゼ生地です。

 

洗濯のしやすさも含めた、使い心地

仕上げの加工工程では、すでに縮ませてぽこぽことした凹凸の風合いを出しているため、洗濯や乾燥によって縮んでいくことはそれほどありません。

何枚もお洗濯しないといけない、赤ちゃん用の洗剤と分けて洗わないといけない、となると、洗濯の頻度も多くなってしまって、大変ですよね。

363°のガーゼ生地はタフに作られています。通常のガーゼよりもしっかりとした密度です。洗うほどやわらかく育っていきます。

じゃんじゃん遠慮なく洗っても、さらにふわふわになっていく。

早く乾くから、それほど洗い替えもたくさん必要なく、無地のシンプルなデザインなので、インテリアとの相性もよく、子供が大きくなっても使えて、大人も気兼ねなく使えます。

 

それぞれのアイテムのおすすめの使い方

出産祝いやプレママに最も人気のバスタオル

120cm×60cmと、コンパクトサイズのバスタオルで、普通のハンガーで干すことのできるサイズです。もちろん大人のバスタオルとしても使っていただけますが、特に人気なのが、こちらの使い方◎

  • おくるみに
  • 掛布に
  • 敷布に

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今ならまとめ買いで安いハンカチ

柔らかくもタフな3重ガーゼで作られたハンカチです。

  • 沐浴布として使う方が多数
  • ミルクやごはんのあとのお口拭きにも

まずはお試しに2枚までのお買い上げなら、送料無料。4枚セットなら割引になります。

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ガーゼケットのハーフサイズ

100cm×120cmの、お子さまサイズになったガーゼケットです。

  • 敷布として大活躍
  • ベビーカーの風よけ日よけに
  • 保育園のお昼寝まで使えるサイズ感

お子さんの成長とともに、ガーゼもやわらかく育っていきます。その子にとっての、ずっとお気に入りの布ものってありますよね!

そのくらい洗濯にタフな生地でできています。

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フェイスタオルはロングだから背中へ挟むのに◎

30cm×120cmの、やや長めに作られたフェイスタオルです。

お子さんの、特に汗をかきやすい背中に、汗取り用に使うのがおすすめです。

  • 二つ折りにして半分ずつ背中に入れて、2回分使ってから交換でもOK
  • この使い方は、大きくなっても〜7歳くらいまで続けられる

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それぞれ、大人がこうして使うこともできるものです

ガーゼケットは全身すっぽり包んでくれるサイズ

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ハーフケットは、ひざ掛けやちょっとソファでお昼寝に 

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お出かけに持っていくハンカチに

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バスタオルは、枕カバーとして使うのにもちょうどよいサイズ

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フェイスタオルは洗面所で、顔拭きにもぴったりな優しい肌触り

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いかがだったでしょうか?

今回は、体温調節という観点から、ガーゼがどのように赤ちゃんにとって良く、アイテムごとの活用アイデアについて紹介いたしました。

ぜひ、快適かつ程よく手を抜ける赤ちゃんとの暮らしを過ごしていただけますように。

なぜガーゼは赤ちゃんにいいの? -体温調節編-

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